Because it is my Nature

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          サソリが旅に出てたんだったかなぁ。

          とてもじゃないが、彼には 渡れそうにもない 川 に出くわしちゃうわけ。

          こりゃあ まいったと、思案してると、

          カエルくんが あっちに居るじゃん。

          「ゥおい! カエルくん カエルくん。

           僕を君の背中に乗せて、 向こう岸まで 運んでおくれよ。」

          「・・・、 そんなこと言って、

           君の毒針で 僕を刺し殺すつもりなんだろ!?」

          「カエルくん。

           カナヅチの僕が、そんなことすれば

           僕自身が、溺れ死んでしまうじゃないかぁ!!」

          

          「・・・、うん、、、それも そうだな。」

          カエルは サソリを乗せて 川を渡ることに。

          川を半分ほど 渡ったころ、カエルは 背中に激痛を 覚える。。。

          サソリもろとも 溺れ行くなか カエルは叫ぶ

          「  サソリくん    なぜ   

             自分も  溺れ死ぬ  ってぇのに よぉ  」


          サソリは 答える

          「 仕様がないんだ。 これが、

                       僕の  性(さが) なんだ。。。 」