負の記憶



イメージ 1




ふりかえって『負の部分が勝っている~』
そりゃ、そーだぁ~。
生き物の生きる為の道理で。
トラウマや後悔を刻みこむことが、必要不可欠なのよね。



「スクーター通勤してたら、自転車女子のパンチラが見れた。二度も‼︎」
『今日の 幸せ を、ありがとう』

よりも、

「雨の日のスクーターでマンホールの上を走ると滑って転けた」
『マンホールの上には乗らねー。もしくは、その上で、ブレーキかけたりハンドル切ったりしねー‼︎2度と‼︎』

って、ほうが 刻まれるわけよ。

刹那的な幸せや思い出より、
生き死に の方が重要だかよぉ。




ヘビにビビらされた、二十日鼠
ヘビにビビらされてねー、二十日鼠

コレのそれぞれの子供鼠に
ヘビを見せると、
ヘビにビビらされた親鼠の子供鼠は
初見でヘビをビビり、
ヘビにビビらされてねー 親鼠の子供鼠は、初見ではヘビをビビらねー んだとさ。

DNAにまで、危険回避すべき脅威
の恐怖が刻まれるんだぜ、アンタ。



生乾きのカザブタ

治癒しきっていない表皮

薄皮が無くなり、敏感なままな傷跡




猛威をふるった天災

河上から流れる瓦礫

堅牢な岩山から、河に落石する巨岩

抗うすべもない、荒れ狂った水流

水の流れが落ち着いても、巨岩は
水流を変え 削れ続ける川底

渇水すると水底に露われるゴツゴツとした岩肌を持つ
とどまり続ける岩


応よ。

肯よ。

その時、傷つき 忘れえぬ
のは、正しいことなのよ。

喜びや幸せより
ソレのほうを大きく捉えて覚えているのは、
生き物として 当たり前 のことなのよね。

トラウマを抱えたり
幸せより 不幸せを覚える
のは、当然なのね。




































二度と、傷つつかないように  

その記憶に おびえているのさ


時 が 忘れさせてくれるまで